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8K・有機EL・AI化――これからのテレビの進化を占う「IFA2018」レポート | ニコニコニュース

8K・有機EL・AI化――これからのテレビの進化を占う「IFA2018」レポート | ニコニコニュース

世界最大級のエレクトロニクスショー「IFA2018」がドイツベルリンで開催されています。今年、ソニーパナソニックシャープをはじめとするメーカーが展示した最新のテレビを、サムスンLGエレクトロニクスなど海外勢の動向と合わせてご紹介したいと思います。

↑毎年ドイツ首都ベルリンで開催されるエレクトロニクスショー「IFA」に今年も最新の多くの新製品が集まりました

 

テレビのトピックスは4K/HDR映像の正常進化以外にも、「8K」の製品、または技術展示を積極的に行うメーカーがありました。GoogleアシスタントアマゾンAlexaなどAIアシスタントへの対応はヨーロッパでも話題になっています。

 

ソニーはフラグシップの有機EL&液晶“4K/HDRブラビア”を同時発表

ソニー日本でも2018年後半に発売が期待される4K/HDR対応のブラビアを発表しました。それぞれに新しく開発された映像プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載したことで、画質がまた大きく飛躍したところに注が集まります。映像クリエーターの意図をそのまま過程に届けられる高画質を、新たに「Master Series」というフラグシップモデルだけが冠することのできる名前を設けてアピールしています。

 

ヨーロッパでも人気有機ELテレビは「AF9」として6555の2サイズ展開。液晶テレビ「ZF9」は7565の2モデルが展示されました。

 

AF9シリーズ有機EL特性を活かしながら、より“深い”から高度の映像まで自然、かつ忠実に再現する「Pixel Contrast Booster」を新搭載。現行モデルのA1で初めて実現した、フロントネルから音が鳴るような体験が味わえる「Acoustic Surface Audio+」は、アクチュエーターの数を追加して、サブウーファーも背面に横向きに開口部を付けて搭載するなど、より臨場感あふれるサウンドに仕上げていました。

ソニー4K/HDR対応フラグシップ有機ELテレビ「AF9シリーズ

 

液晶テレビのZF9シリーズは、広視野の液晶パネルの上にソニー独自の学設計技術により開発した特殊なフィルムを配置して、横から画面をのぞき込んだ時にも鮮やかな色彩コントラスト感が失われない新技術「X-Wide Angle」が見どころです。

↑液晶のフラグシップは「ZF9シリーズ。ともにMaster Seriesとして高画質アピールしています

 

シリーズともに、ヨーロッパでは本体にGoogleアシスタントをビルトインして発売されます。リモコンGoogleアシスタントボタンを押すだけで、「OK グーグル」の発省略できるところがテレビならではのポイントですが、AF9とZF9は本体にマイクを搭載します。画面が消えているスタンバイ状態の時にもトリガーワードに反応して、スマートスピーカーのようにスマート機を音で操作できるようになります。

Googleアシスタントリモコンなしで起動できるところも特徴

 

パナソニックはHDR10+をアピール

パナソニックテレビビエラシリーズに新製品の発表はなかったものの、画質進化に関連する大きなアップデートアナウンスがありました。

パナソニックの展示テーマは“Hollywood to your home”。各庭で映画館の臨場感を再現できる4K/HDR有機ELテレビが一堂にいました

 

昨年20世紀フォックスサムスンと3社共同で起ち上げた新しい映像高画質化技術の規格「HDR10+」に対応したテレビ2018年度に発売。ヨーロッパで展開しているFZ950/FZ800/FX780/FX740/FX700の各シリーズにもアップデート提供することが明らかになりました。

パナソニックは「HDR10+」の高画質化技術をアピールしています

 

HDR10+に対応する映像コンテンツには、映像の各フレームに「ダイナミックメタデータ」と呼ばれる情報が収録されます。対応する映像機器は、このメタデータ情報読み込むことで作り手の意図を忠実に再現する色彩、明るさとコントラストを再現できるようになります。メーカーダイナミックメタデータをもとにHDR映像を忠実に再現するアルゴリズムテレビに搭載するだけで、高度な映像処理エンジンを開発・搭載するために必要な開発の負担を軽減できることが大きなメリットになります。引いてはHDR10+に対応する「お手頃な価格のHDR対応・高画質テレビ」も作りやすくなって、HDRの普及を後押しする期待があります。

 

パナソニックではヨーロッパ向けのモデルソフトウェアアップデートにより、Chromecast built-in/Works with Google Assistantへの対応を進めていくことも発表されました。Googleアシスタントを搭載するスマートスピーカーなどから、テレビの起動や音楽コンテンツキャスト再生などが手軽に楽しめるようになります。海外ではAmazon Alexaを使ってUltra HDブルーレイプレーヤーディスク再生を音コントロールする機スタートしていますので、新しいインターフェースまわりの機日本ビエラにも近く乗ることを期待したいところです。

パナソニックテレビGoogleアシスタントによる音コントロールに対応予定

 

シャープはAQUOS 8Kの第2世代機を展示

シャープは昨年からまたIFAの出展を復活。今年もAQUOSのテレビモニターサウンドバースマホなどを積極的に紹介していました。

シャープ8Kテレビの第2世モデルIFAで初めて披露しました

 

日本国内では昨年末から70の“AQUOS 8KテレビLC70X500」を発売していますが、今年は第2世代へのアップデートを予定。サイズ展開も8060を上下に加えた3サイズに広がります。

608Kテレビが今年は日本でも発売予定

 

ヨーロッパ市場向けとして、チューナーを搭載しないモニター仕様の第2世代機がIFAで展示されました。このうちヨーロッパでは80モデルのみが来ごろを処に商品化が予定されているそうです。シャープの広報担当者は「日本向けには3サイズともにチューナーや録画機を内蔵するモデルを投入したい。Dolby Atmos対応のサウンドバーも用意する予定」と説明していました。コンテンツについてはユーザーデジタルカメラで撮影した静止画の再生などを含めた高画質を行っていくそうです。

 

シャープヨーロッパで一時テレビの販売を撤退していたので、ブランドイメージを再構築するための取り組みにもを入れています。AQUOSのテレビも、イタリアフェラーリなど高級自動車デザインエンジニアリングを手がける会社として有名なピニンファリーナと組んで、デザインを一新したプロトタイプを出展。プレミアムブランドとしてのイメージ戦略にを入れています。

↑ピニンファリーナによるAQUOSのプレミアムデザインモデルプロトタイプ

 

LGエレクトロニクスは88型・8K・OLED

LGエレクトロニクスも8Kへの一歩踏み込んだ提案をしていました。ブースには888K解像度を持つ有機ELを展示。パネルの技術をただ見せるのではなく、チューナーに独自の映像処理プロセッサー「α9」、その他の制御ソフトを組み込んだ「8Kテレビ」が作れる技術アピールしています。

LGエレクトロニクスは8Kテレビとして88の大画面OLEDを検討中

 

ただ、8Kテレビとしての導入計画については「世界各地の市場性を見ながら、少し時間をかけて判断したい」(同社広報担当)ということで、すぐに新製品として発売する予定はいまのところないそうです。

 

現行の有機ELテレビAI搭載もLGアピールしている大きなポイントのひとつです。Googleアシスタントをビルトインしただけでなく、独自のAIアシスタントであるThinQ(シンキュー)も共存。音操作でテレビセッティングまで変えることができたり、LG韓国ヨーロッパアメリカなどで展開するスマート電のコントロールを、テレビを軸に置いて快適に音で操作できるところにもスポットを当てて紹介していました。

LGテレビGoogleアシスタントThinQの両AIアシスタントを搭載しています

 

サムスンも8Kテレビを展示

サムスンLGはいつもテレビの最先端技術をIFAでお披露して競い合っています。サムスンもQLED(液晶)の8K対応テレビを“QLED 8K”「Q900R」として、88/82/75/65の4サイズで展開していくことを発表しました。こちらはヨーロッパでは頃に商品として販売をスタートする計画があるようです。コンテンツについてはアップスケーリングの技術を駆使してカバーする戦略を打ち出しています。

サムスン8Kの液晶テレビを多数発表

 

また次世代のディスプレイ技術として、自発映像素子であるマイクロLEDを使ったパネルを試作して展示も行っていました。こちらは庭用というよりは、いまのところデジタルサイネージ用途などを検討しているようです。パネルモジュールを組み合わせることで大画面化にも対応。色鮮やかな映像が来場者を釘付けにしていました。

↑次世代のディスプレイ技術として注されるマイクロLEDの試作機も展示されていました

 

 

8K・有機EL・AI化――これからのテレビの進化を占う「IFA2018」レポートキャプション

(出典 news.nicovideo.jp)

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