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IFA 2018で発表された完全ワイヤレスイヤホン・コレクション

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 ドイツ首都ベルリンで開催されたエレクトロニクスショー「IFA 2018」は、毎年クリスマス商戦の役を担うオーディオビジュアル系電が数多く発表されるイベントとしても注されている。今回は最近流行の「ワイレスイヤホン」にフォーカスして、どんな新製品があったのか見ていこう。

ソニーは泳ぎながら使えるプレーヤー内蔵イヤホン

 ソニーの「WF-SP900」はIPX5/8相当の防に加えて、ソニー独自の検証による対応も合わせて実現した“に強い”ワイレスイヤホン。本体に4GBの音楽プレーヤーを内蔵しているので、パソコンから音楽ファイル転送しておけば、手もとにスマホがなくてもジョギングやトレーニングと一緒に音楽再生が楽しめる。左右のイヤホン間はNFMI(近距離磁気誘導)の技術でつながるため、水中でのリスニングもOK。本体に付属するリーシュコードで左右のイヤホンをつなげば、泳ぎながらイヤホンをなくす心配も減るだろう。

 ドライバーをBA型としたことで、バランス良く解像感にも富んだサウンドが特徴。スマホアプリSony Headphones Connect」を使えば低音増強などイコライザーを使って好みの音質に追い込める。ノイズキャンセリングは搭載していないが、内蔵マイクで周囲の音を集めて、音楽と同時に聞ける「アンビエントサウンドモード」が乗っている。屋外でジョギングするときに機オンにすれば周囲の安全に気を配れるのでおすすめだ。

 IFA会場で展示された製品のカラバリはブラック/ホワイト/イエロー/ピンクの4色。ヨーロッパでは11月以降に各地域で順次発売される予定。価格は280ユーロ(3万6500円前後)を見込んでいる。日本での販売予定について明らかにされなかったが、例年IFAで発表されるソニーの製品は多くが10月以降に発表・発売されることが多いので、期待して待っていても良さそうだ。

ゼンハイザー初のワイレスは「MOMENTUMシリーズ

 ゼンハイザーもついにワイレスイヤホンを初めて商品化した。名前は「MOMENTUM True Wireless」。ヨーロッパでは11月半ば以降に299ユーロ(約3万8700円)で発売予定。いまあるワイレスイヤホンの中ではプレミアム価格帯の製品と言っていいだろう。

 世界的なイヤホンメーカーが満を持して発売するモデルなので、さすがにワイレスイヤホンのペインポイントはよく研究してつぶしてきた印を受けた。左右イヤホンの接続は安定性に優れると言われているNFMIを採用。IPX4相当の防滴機を備える。初期設定のペアリングを済ませておけば、その後はケースから取り出すと自動的に電オンになってスマホなどBluetooth再生機器とのペアリングが了する。左右イヤホンサイドネルタッチセンサーリモコンになっていて、音量のアップダウンイヤホンで操作できる。

 内蔵バッテリー連続音楽生時間は最大4時間。充電機付のケースを使えば2回のフル充電ができるので、合計した連続音楽生時間は約12時間となる。

 本体はやや大きめに見えるかもしれないが、ノズルが細くコンパクトなので装着した時のアタリスムーズだし、高い遮音性も確保されている。サウンドは中低域もエネルギッシュなアウトドア&エクササイズでの仕様を意識したチューニングであるように感じた。

オーディオテクニカ
音質重視とスポーツ向けの2機種

 オーディオテクニカからは一挙に2つのワイレスイヤホンが発表された。一つはプレミアムサウンドコンセプトにしたSound Realityシリーズに加わる「ATH-CKR7TW」。高音質と低遅延を特徴とするaptXオーディオコーデックサポートしている。ヨーロッパでは11月ごろに249ユーロ(約3.2万円)前後で発売を予定。

 11mm口径の大ダイヤモンドライクカーボンコートをかけた振動ドライバーに採用されている。強さと繊細さを併せ持った、長時間聴いていても飽きのこないサウンドだ。イヤホン単体で6時間の連続音楽再生を実現しているので、旅行の時にも安心して音楽に没入できる。カラバリはブラックグレーの2色がう。

 もうひとつの新製品「ATH-SPORT7TW」は名前の通り、スポーツシーンでの音楽再生を想定したワイレスイヤホンだ。こちらもヨーロッパでの発売予定時期は11月ごろ。価格は199ユーロ(約2.5万円)前後になりそうだ。

 本体はIPX5相当の防滴・防汗設計。イヤーフィンとよぶ、の外にまんべんなくフィットするシリコン製の補助チップを使うとかなりしっかりとしたフィット感が得られる。それでいて元が痛くなるようなストレスもないので、スポーツ音楽の両方にのめりこめるだろう。

 音質はバランス重視で、音の一粒ずつに強さを感じるメリハリ志向。左右イヤホンの側面はタッチセンサーリモコンになっているので、体を動かしながらの操作もスムーズにできる。環境音を取り込めるヒアスルー機も搭載した。

見たも重視した北欧まれのスタイリッシュモデル

 IFA 2018には北欧系のファッション性も重視したオーディオブランドが数多く出展している。彼らが新製品として発表した“北欧系・ワイレスイヤホン”もまとめて紹介しよう。

 KYGO(カイゴ)は、ノルウェーを代表するDJミュージシャンKYGOが立ち上げたオーディオブランドワイレスイヤホンの「E7/100」はヨーロッパ10月に149ユーロ(約1.9万円)で発売予定。IPX7相当の防を備え、屋外でタフに使えるイヤホンとして魅アピールする。カラバリはブラックホワイトの2色をえる。

 EOZはスペインバルセロナに拠点を構えるフランスブランド日本でも左右間にケーブルがあるBluetoothイヤホンEOZ One」が発売されているが、9月ヨーロッパで発売する「EOZ Air」はワイレス仕様だ。特徴は安定した装着感が得られるイヤーハンガータイプとしたこと。さらに左右の間をコードでつないで使うこともできる。振動にはナノカーボン素材グラフェンを使ってレスポンスの良い音楽再生を実現。イヤホン単体で約6時間、そして専用ケースで充電しながら持ち歩けば最大約90時間の使用が可になることを魅としてうたっている。カラバリは4色展開。

 URBANISTAはスウェーデンスタイリッシュオーディオブランド日本国内でも家電量販店のほか、携帯キャリアau)、アパレル系のストアやLOFT東急ハンズなど雑貨店でも取り扱われている。「CHICAGO」は同社初のワイレスイヤホンIPX5相当の防滴性を備える79ユーロ(約1万円)というお手頃な価格設定も魅的だ。

スタートアップの“変化球”系イヤホ

 最後にIFAに出展したスタートアップブランドの、音楽再生だけじゃないユニークな機を乗せたワイレスイヤホンアイテムを紹介しよう。

 韓国のORFEO Soundworksが商品化した「ORFEO」はWi-Fi、またはLTEなどセルラー通信機によって単体でネットワークに接続して、外国語リアルタイム翻訳が使えるようになるというワイレスイヤホンだ。

 スマホアプリ翻訳する言を設定しておき、会話の相手とイヤホンを片側ずつ身に着ける。本体のボタンタップしてから話しかけると、2~3秒ぐらいの間をおいて相手に翻訳されたフレーズがきこえてくる。ブースでデモンストレーションを体験してみたが、翻訳精度・スピード感ともに満足のいくレベルで使えそうだった。同社のスタッフによると「完成度は85前後ぐらいのプロトタイプ」だという。発売時期は明確に決まっていないが、「GoogleアシスタントAmazon Alexa、NAVERなどの自動翻訳との連携をブラッシュアップして商品化に向けた準備をスピードアップしていきたい」とこれからの標をっていた。

 もう一つはフィンランドスタートアップ、QuietOnが発売する“入眠用ワイレスイヤホン”の「QuietOn Sleep」だ。音楽を聴くことはできないが、本体をに装着して、内蔵するアクティブノイズキャンセリングオンにするとなスマート耳栓になる。駆動にバッテリーが必要だが、専用ケースに入れて充電すると20時間の連続使用が可だ。ヨーロッパでは10月に発売を予定する。価格は159ドル(約1.7万円)前後。同社のスタッフは「日本でも一部取り扱いの予定もある」と話していた。

IFA 2018で発表された完全ワイヤレスイヤホン・コレクション

(出典 news.nicovideo.jp)

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